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Scenario - mystery

世界の行方

A 26台詞 世界を見限り、破壊へ導こうとする神。Bとは一心同体に似た関係。本シナリオでは女性。
B 26台詞 世界を愛し、また見守っていたい神。Aとは一心同体と似た関係。本シナリオでは男性。
役名 番号 台詞
A 01_a01 行こう
B 02_b01 …何処へ?
A 03_a02 場所なんて関係ない。あなたがあなたで、私が私でいられる場所へ。
B 04_b02 それってまるで、逃避行みたいだな。
A 05_a03 そう、現実からの逃避行。こんな真っ黒な世界なんて、もううんざり。
B 06_b03 …確かにな。意味のない侵略は続き、無意味な殺戮は繰り返す。俺ももううんざりだ。
A 07_a04 ……なら、何処へ行こうか。
B 08_b04 否……俺は何処へも行かない。
A 09_a05 どうして? 私と一緒が嫌なの?
B 10_b05 馬鹿を言うな。お前がいないと、俺は呼吸も満足にできなくなるんだぞ?
A 11_a06 だったら断る理由はないじゃない? それとも、こんな世界に未練があるとでも言うの?
B 12_b06 未練なんて上等なものはないさ。言っただろう? 俺だってうんざりしてるんだ。
A 13_a07 だったら私と一緒に行こうよ。二人だったら、きっと楽しいよ?
B 14_b07 そうだな。二人だったら、きっと何処に居ても楽園に変えられる。
A 15_a08 だったら……
B 16_b08 だからこそ、俺は…いや、俺たちはここに残るべきなんだ。
別の場所・別の時代じゃない。今のこの現実を、俺たちが変えなければならないんだ。
A 17_a09 今の…この現実を…?
B 18_b09 そうだ。
A 19_a10 こんな腐りきった真っ黒な世界でも?
B 20_b10 それでも、かつては二人が愛した世界だ。見放すにはまだ早すぎないか?
A 21_a11 そうかしら。もう十分すぎるくらい待ったと思うわ。選択肢も数え切れないほど託した。
それでも何も変わらなかった。それどころか自分の無能さを棚に上げて、平気な顔で世界を染め上げていく。この現実が、あなたの愛した世界なの?
B 22_b11 それは……
A 23_a12 あなたがこの世界を、ここに暮らす人々を愛しているのは知ってるわ。
でも、それは報われない愛だわ。何を与えてもあなたがどれだけ傷ついても、誰も気づきはしない、知ろうともしない。あなたの心がもうボロボロだと、私が気付かないとでも思っているの?
…… そんな哀しい目…これ以上してほしくないのよ…
B 24_b12 ………
A 25_a13 ね? 一緒に行こう? そこで、また一から新しい世界を作ればいいじゃない。
B 26_b13 ………
A 27_a14 まだ迷うの? あんな人たちを生かして、あなたにメリットなんて一つもないのよ?(うんざりしたように
B 28_b14 メリットの問題じゃないんだ。ほら…あれを見て?
A 29_a15 あれは……
B 30_b15 壊す人がいる裏側で、必死に救おうとする人間も沢山いるんだ。それを見過ごすわけにはいかない。
A 31_a16 ………
B 32_b16 以前の輝きを完全に復元することは出来ないけれど、それでも新たな美しさが生まれるかもしれない。それを見てみたい、お前にも見せたいんだ。
A 33_a17 ………
B 34_b17 駄目…かな…?
A 35_a18 ………ふぅ…仕方ないわね。まったく…あなたの愛情がそこまで強いとは思わなかったわ。
B 36_b18 それじゃあ…!
A 37_a19 えぇ。もう少しだけ、付き合ってあげるわ。でも、救おうとする裏側で、常に破壊が繰り返されていることを忘れないで。猶予はあと少し…永遠なんて時間は与えられないわ。
B 38_b19 あぁ…解ってる。それで十分だ。
A 39_a20 もし次の決断が迫った時…今と何も変わっていなかったら…
B 40_b20 その時は……
 
A 41_a21 世界は混沌の渦の中
B 42_b21 光はほんの一握り
A 43_a22 あなたがどちら側に居るのは知らないけれど
B 44_b22 それでもあなたも世界の一部
A 45_a23 世界は私たちの手の中であり
B 46_b23 あなたの手の中でもある
A 47_a24 一瞬の油断が命取り
B 48_b24 次のチャンスなんて、ありはしない
A 49_a25 世界を生かすも殺すも
B 50_b25 あなた次第
 
A 51_a26 それをどうか、お忘れのないように…
B 52_b26
formed by N的シナリオチェンジャー
2008.08.16:作成 08.31:加筆

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【不思議】
世界の行方

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