Girl - word
『愛して』いるから
お金? そんなものいらないわ。私が欲しいのは、あなたの『未来』。そう、あなたが歩むべき輝かしい未来よ。私から全てを奪っておきながら、自分だけ表舞台でのうのうと生きようとする。その素敵な神経に敬意を表し、あなたが私にしてきた仕打ちを全て公表しようと思ってね。…大丈夫よ、物的証拠は溢れんばかりにあるの。誰も疑う余地なんてありはしないわ。……さぁ、どうする? 自らの足で地に堕ちるのと、私に叩き潰されるのと、あなたはどちらがお好みなのかしら。あなたに選ばせてあげる。だって私は、あなたを『愛して』いるんだもの。あなたと違って、ね?
不倫・・・かな?
甘味な罰
忘れない…忘れられるわけがない。あんなに愛されていたのに、それを忘れるなんてできない。髪が、頬が、唇が、肌が。全身があの人を忘れない、忘れてくれない。私はもう一生、他の誰かを愛することなんてできない…あぁ、これは罰なのね。あなたを裏切った私への罰。ならば喜んで受け入れるわ。これこそが、あなたが私を愛してやまない証拠だもの、ね?
力の代償
どうして…どうしてなの? やっと、やっとあなたを守れるだけの力を手に入れたのに…どうして、あなたがこんなにも脆いの…? こんなんじゃ、抱きしめることも出来ないじゃない…ほら、触れるだけで崩れてく…あは…あはは…あははははははっ!!!
泣きながら狂ってください
謝罪方法
そんな一言で許してもらえるとでも…? 随分と舐められたものね。…いいわ、許してあげても。その代わり、縋って見せてよ。「許してください」って涙を見せてよ。ふふ…プライドの高い貴方には、これ以上の責め苦はないわよねぇ? でも駄目よ、簡単になんて許してあげないわ。私、あなたの泣き顔が好きなのよ。「お前がいないと駄目なんだ」って泣きながら縋って? じゃないと許さない。ゼッタイニユルサナイカラ…